猫コロナウイルス感染症
猫コロナウイルス感染症は
主に子猫の下痢を起こす病気です。
猫同士の直接接触やトイレの共用によって
感染し、たくさんの猫が感染しています。
通常は1~2か月程度で抗体を持って
症状は改善します。
症状は比較的軽く軟便を繰り返す程度ですが
数か月治らない場合もあります。
診断は便を外の検査センターで
PCR検査を行うことによって診断します。
治療法は直接ウイルスを抑える薬はなく
下痢に対する対症療法を行います。
※現在流行しているCOVID-19
新型コロナウイルスとは異なるウイルスですので
人への感染を心配する必要はありません。
まれに致死的な猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIP)
に変異することがあるので注意が必要です。
猫コロナウイルス感染症/下痢/猫伝染性腹膜炎/FIP
2020年9月28日 9:59 AM | カテゴリー : コラム