猫コロナウイルス感染症

猫コロナウイルス感染症は

主に子猫の下痢を起こす病気です。

猫同士の直接接触やトイレの共用によって

感染し、たくさんの猫が感染しています。

通常は1~2か月程度で抗体を持って

症状は改善します。

症状は比較的軽く軟便を繰り返す程度ですが

数か月治らない場合もあります。

診断は便を外の検査センターで

PCR検査を行うことによって診断します。

治療法は直接ウイルスを抑える薬はなく

下痢に対する対症療法を行います。

※現在流行しているCOVID-19

新型コロナウイルスとは異なるウイルスですので

人への感染を心配する必要はありません。

まれに致死的な猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIP)

に変異することがあるので注意が必要です。

 

猫コロナウイルス感染症/下痢/猫伝染性腹膜炎/FIP