風邪 ネブライザー療法
毎日非常に寒い日が続きますね。
こう寒いと、風邪の心配をされている方も多いのでは。
喉がイガイガしたり、咳や鼻水がでたり・・・。嫌ですねぇ。
ワンちゃん、猫ちゃんには風邪という病気はありませんが
同じような呼吸器の病気はあります。
症状としては、鼻水、くしゃみ、咳、熱など、
猫ちゃんであれば目やに、結膜炎、口内炎など。
細菌やウイルスが原因となるケンネルコフと言われる犬の気管支炎、
ヘルペスウイルスやカリシウイルスが原因となる猫の鼻気管炎、
結膜炎を起こす猫のクラミジア症などがあります。
細菌によるものであれば抗生物質が治療のメインとなりますが
ウイルス性のものであれば特効薬といったものはなく
体の抵抗力を上げていくことが必要になります。
当院ではこれらの症状にネブライザー療法を導入しています。
人の医療ではネブライザー療法は比較的一般的に使われていますので
経験のある方も多いのではないでしょうか。
最近は獣医療でも注目されてきています。
もちろん風邪をひかないことが一番いいですから、
普段から気を付けてあげてくださいね。
2012年1月26日 12:24 PM | カテゴリー : コラム