避妊手術

飼い主さんにとって、大切な家族の一員である

ペットたちの避妊手術をするべきなのか、

手術をするのは心配、かわいそうなど

悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回の内容は犬の避妊手術の必要性について。

昔は子供を産ませると病気が少ないと言われていましたが

現在は、早期に避妊手術を行った方がよいとされています。

高齢の犬には、子宮にばい菌の感染を起こす子宮蓄膿症が多く、

元気や食欲がなくなり、発熱、嘔吐などの症状がおこり

治療が遅れると命を落としてしまうことも。

避妊手術を行うと、卵巣子宮ともに切除しますので

子宮蓄膿症は100%予防できます。

また早期に行うことにより、乳腺腫瘍の発生率も

グーンと下げることができます。

もちろん全身麻酔をかけて行いますので

麻酔のリスクがないわけではありませんが、

その麻酔のリスクも高齢で病気の時の方が

上がってしまいます。

避妊手術をすると、少し太りやすくなるといった

デメリットもありますが、基本的には

避妊しておいた方が健康上のメリットが多く

できるだけ早く手術をすることがよいとされています。

まだ手術をしていない、手術を悩んでいるといった方は

一度ご相談ください。