避妊手術
飼い主さんにとって、大切な家族の一員である
ペットたちの避妊手術をするべきなのか、
手術をするのは心配、かわいそうなど
悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回の内容は犬の避妊手術の必要性について。
昔は子供を産ませると病気が少ないと言われていましたが
現在は、早期に避妊手術を行った方がよいとされています。
高齢の犬には、子宮にばい菌の感染を起こす子宮蓄膿症が多く、
元気や食欲がなくなり、発熱、嘔吐などの症状がおこり
治療が遅れると命を落としてしまうことも。
避妊手術を行うと、卵巣子宮ともに切除しますので
子宮蓄膿症は100%予防できます。
また早期に行うことにより、乳腺腫瘍の発生率も
グーンと下げることができます。
もちろん全身麻酔をかけて行いますので
麻酔のリスクがないわけではありませんが、
その麻酔のリスクも高齢で病気の時の方が
上がってしまいます。
避妊手術をすると、少し太りやすくなるといった
デメリットもありますが、基本的には
避妊しておいた方が健康上のメリットが多く
できるだけ早く手術をすることがよいとされています。
まだ手術をしていない、手術を悩んでいるといった方は
一度ご相談ください。
2012年2月25日 10:54 AM | カテゴリー : コラム