犬のバベシア症
今回は犬の『バベシア症』について。
バベシア症はマダニによって媒介される
バベシア原虫の感染症です。
バベシア原虫は血液中の赤血球に寄生するため、
発症すると赤血球が壊されることによる
溶血性貧血が起こり、発熱や元気・食欲が落ちる
といった症状がでてきます。
診断は遺伝子診断を行わないとできない場合も多く、
また治療も効果が得られないことがあったり、
一度症状が治まっても再発を繰り返すことが
あり、命に関わる非常に怖い病気です。
一般的にマダニに48時間程度吸血される
ことにより感染するようなので、
しっかりマダニ予防をすることが重要です。
犬バベシア症/マダニ
2017年6月23日 10:33 AM | カテゴリー : コラム